笑いあり、涙ありの、戦乱ギャグアニメ!?「信長の忍び」。原作の4コマ漫画をとても意識した作りになっているので、話のテンポがとてもよい。特にギャグの切れ味は鋭く、一つ一つのシーンが面白いにもかかわらず、畳み掛けるように次々と違うギャグに転換するのでずっと笑ってられる。
キャラデザインもさっぱりしていてとても見やすく、好感がもてる。主人公の千鳥ちゃんはかわいいし、織田信長はカッコイイ。そして極めつけは声優が無駄に豪華だ(笑)山口勝平に間抜けなキャラ、釘宮理恵(通称くぎゅ)にツンデレキャラと、惜しみなくその特徴を使い切っている。
このアニメの唯一の欠点は「5分間アニメーション(実際は3分くらい)」だと言う事だろう。しかし、5分(実際は3分)の中に一番面白い物を集約しているからこそ、より魅力的な作品になっているのかもしれない。
この記事で使用されている画像はすべて「© 重野なおき/白泉社・信長の忍び製作委員会」の著作物です。当サイトは権利者、著作権法、慣習を最大限に尊重し画像を使用しております。
ドジッ娘、千鳥ちゃん
登場早々溺れている、かわいい主人公「千鳥(ちどり)ちゃん」
助けてもらい「どこの者だ?百姓か?」と聞かれ‥‥‥
「いいえ、違います。忍びです」とうっかり答えてしまう(笑)
「言え! どこから来た忍びだ」と刀に手をかけたお侍に聞かれる。ピンチの千鳥ちゃん!
「いえません! 忍びは死んでも口を割るな! これが伊賀者の掟です!」って、え!?
またまたうっかり自分の素性を明かしてしまします(笑)
粋な計らい
千鳥ちゃんに「戦乱がない世の中を作りたい」と夢を語る織田信長。
スケールの大きい考えに、千鳥ちゃん「この人すごいかも」と感心してます。
千鳥ちゃんは戦乱で両親をなくしたので、
「戦乱のない世の中」を作る織田信長は千鳥ちゃんにとって神様です。
去り際に織田信長は、千鳥ちゃんの濡れている髪をまとめるために布(リボン)をプレゼント。
千鳥ちゃん。完全に陥落です(笑) 千鳥ちゃんは将来、織田信長に仕える忍びになる事を決心します。
そして5年後‥‥‥ついに信長のために仕える時が来ました!
憧れの信長と再会できてうれしそうな千鳥ちゃん。対照的に緊張している千鳥ちゃんのサポート役「助蔵」。
円満に信長の忍びとして働くことが決まりました。めでたし。めでたし。しかし、信長は千鳥ちゃんに気づいていないのか、普通の忍びとして千鳥ちゃんに接します。
別用で家来に呼ばれる信長。
そしてまたもや去り際、信長が一言「5年前よりは成長したな。まだわしがやった布を結んでおるのか」
覚えてくれていたことに驚く千鳥ちゃん。
うるうるしてます。かわいい(笑)
「なんだ、泣き虫なところはあいかわらずだな」と信長。か、かっこいい。
「はい、あと泳げないところもあいかわらずです!」と千鳥ちゃん。「そこは泳げるようになっとけよ!」と思わずツッコむ信長。
面白くない? いつ切る?
現在のアニメ視聴者は視聴を続けるかどうかの判断を3話までで、決める慣習がある。しかし、この「信長の忍び」に限っては、次に紹介する0話(下にyoutubeの公式動画があります)を見て面白くなければ躊躇なく切り捨てていいだろう。0話を「退屈」と言っている人が、その後の話を見て、「面白い」と言っている光景が私には見えない。
面白いと思う人は0話を見た後「うぉー めっちゃ面白いやん。このアニメ!!」と必ずなる。
0話 信長と見習い忍び
信長の忍びおすすめです!
「信長の忍び」はおっちょこちょいな千鳥ちゃんが中心になり、心が温まる笑いを作り出す。アニメを見てほっと一息つきたい人には特にオススメだ!

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