恋愛放談(♂♀) no,1 恋愛攻略の第一歩は「男女の違いを認識すること」

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日本という国は「みんな同じ」みんなが思い込んでいる世界でも珍しい国である。その理由は島国で他民族が入ってこず、特定の宗教を持たず(ふわっとした仏教、神道の人がほとんどだろう)、見た目が同じで(日本人同士で黒人と白人ほどの違いは無い)、みんなが日本語を使うからだろう。

あげく学校、企業などの人が集まるところでは、大抵の場所で、同調圧力のプレッシャーに晒され、「みんな同じ」を強要される。

そのような社会で暮らす人々はどうなるのか?
そう、みんな「みんな同じ」だという錯覚を起こしてしまう。実際にはそれぞれの人間が違うにもかかわらず。

こう言うと多くの日本人は「俺(私)は他人の違いを認めることができる人間だ」と反発するだろう…… しかし残念ながら、外国人と比べ、「異なる価値観を受け容れる器は小さい」と言わざるを得ない。それに日本人が本当に他者に寛容であれば、これほど息苦しい世の中にはなっていないはずだ。

海外に住んだ経験のある日本人なら100%に近い人達がこの意見に賛同してくれるだろう。外から見ると自分の想像とは違った風に見えてくると言う事はよくあることだ。

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「みんな同じ」が恋愛の不幸を生み出す!?

そしてこの「みんな同じ」という宗教は日本人自身を生きにくくしているだけでなく(恋愛の話なので社会的なことはこれ以上ツッコまないが……)、日本人同士の恋愛においても多くの不幸を生み出している。

ん? 「日本人同士の恋愛なんだから、「みんな同じ」で何が悪い」だって?

それは君の意中の相手が、君の同性の友人や同僚のように、同じ物を楽しみ、怒り、退屈するのであれば、それでいいだろう。しかし、実際の異性はそうはいかない。スポーツ、博打に熱狂し、酒に溺れる女がどれだけいるだろうか。かわいいぬいぐるみを膝に抱えながら、お互いの家族や友人の話を3時間する男がどれほどいるだろうか。

日本人にとってもっとも身近な価値観の違う連中とは、異教徒でもなければ、外国人でもない。それは異性だ!

恋愛とは、異国の文化を持つ人達よりも、さらに違う価値観を持つ連中と、ツーカー(※1)な友人以上の関係を築かなければならない超絶高難易度ミッションなのである。

恋愛相手が敵なのであれば力でねじ伏せればいいだろう。だけれども、恋愛相手は一緒に手を取り合って人生を歩んでいかなくてはいけないパートナーだ。だからお互いの関係が良好なことに越したことはない。

そもそも、価値観の相違により、お互いが憎しみ合う事になったとしても、それは恋愛において「まだまし」という解釈もできる。なぜなら現代では異性のパートナーを作ることができない人がたくさんいるからだ。パートナーがいなければ喧嘩をする事も出来ない。

異性と良好な関係を築くための第一歩は「異性とは違う国に住んでいる人達よりも、さらに違った価値観を持つ人達である」と言う事を、まずは受け容れること。まちがっても、価値観の相違があったからといって、頭ごなしに「俺(私)が100%正しいのにどうしてあなたは間違ったことをするの? 頭がおかしいんじゃないか」などとパートナーを非難してはいけない。もっとも愚かな行為の一つだ。

「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」(※2)とまではいかないかもしれないが、百連敗するような失態は確実になくなるだろう。

モテないと言われる男が女にアプローチする場面を見ると、見た目や収入以外にも問題があることが多々ある。例えば、モテない男は女と話した経験がほとんどないので、何を話していいかわからず、口数が少ない事が多い。しかし、少ない言葉しか口から発していないにもかかわらず、女が嫌うデリカシーのない発言が無数にちりばめられていたりする。モテない男は「俺は悪気はないし、失礼なことをいったつもりもない」と反論するだろう。だが、男がどう感じるかではなく、女がどう感じるかが大事なのだ。

当然、女が男に対して理解を示さないこともある。主婦経験者の方が男のわがままを受け止められる人が格段に増えるのは、結婚という地獄を経験したことにより、未婚の女よりも異性を受け容れる器が広がった事が一つの大きな要因と言える。

まとめと今後について

「平和」、「人権」、「平等」と同等に「男女の違いを認めよう」という言葉を、表面的にとらえてしまっては何の意味もない。対象を客観的に研究し(対象とは時に自分自身でもある)、具体的にどう違うのか、どう対処すればいいのかを考え、行動をして、失敗と成功の経験を積み重ねていかないといけない。ただ偉そうな標語として認識するだけでは恋愛攻略にはほど遠いだろう。

異性に好かれるのは大変なことなのだ(笑) しかし、多くの労力を払う価値は十分あると私は思っている。異性と楽しい時間を過ごすことは、人生で最も幸せな瞬間の一つだ。

恋愛も真剣にやれば結果はついてくる。受験勉強や仕事は努力をする人が多いが、異性に好かれるために真面目に努力している人間はほとんどいない。だからこそ、真面目に努力すれば結果が出やすいわけだ。特に男性は……

あと勘違いしている男性諸君に付け加えておくが、学歴や仕事や収入を手に入れたら、おまけとしてもれなく彼女や嫁が手に入るほど、恋愛は甘くはない。男の価値観ばかり過信していると痛い目をみるぞ。あくまで恋愛の基本は人だ。それを忘れている男が多すぎる。ネットの表現を拝借して、皮肉を言うなら「ATMになりたいのなら、お好きにどうぞ」といった感じだ。

次回からは俺が人生で経験した様々な男女の違いや体験談を中心に書いていく。俺は中高生の時、彼女が欲しくてもできなかったが、今の自分の知識や経験があればバラ色の青春が楽しめていただろう。(クリスマスに毎年、野郎で群れていたのも、いい思い出ではあるが……)

なので昔の自分にアドバイスするつもりで記事を書いていく。すると恋愛に悩みをもつ男性諸君にも役立つ事だろう。そして女性には「こうすれば男性とうまくいくのではないか」と言う感じで書いていきたい。この恋愛放談では、この記事を読んだ人が本当に恋愛の悩みが少しでも解決、もしくは幸せになってほしいという願いで書く。だから一般的な恋愛指南書のように聞こえのいい言葉だけを連ねると言う事はしない。

時には反感を買ったり、誤解されることもあるだろうが、最低限の気遣いをしつつも、批判を恐れず、勇気を持って書いていきたい。 九条太輔

注釈

※1(阿吽の呼吸という意)
※2(敵を知り、自分を知れば、百回戦ったとしても、ピンチに陥ることはないという意  孫子の兵法より)